TOEIC 試験対策 score:730~860

860点を目指すために

TOEICが定めるTOEICスコア 730~860 点のBレベルの評価(ガイドライン)は、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。 通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。」こととなっています。
一般的に求められる英語スキルとしては十分すぎるレベルだといえるでしょう。企業の国際部門においても求められるのは660点~840点の範囲で平均750点です。海外赴任者に求められるのは平均695点ですのでそのレベルは十分に超えていることになります。
このページをご覧になられている方の多くは、1回もしくは数回TOEICテストを受けたことがある方だと思います。730点を超えてそれ以上のスコアを効率的に狙っていくためには、どのような部分を強化しなければならないのか、自分の実力と不足しているところを確認して、学習の中心をどの分野に振り分けていくか確認しておく必要があります。

(『TOEIC プログラム スキルアップ学習アドバイス』より
http://square.toeic.or.jp/program/advice/list/s03/all#all

受験後に自分のレベルを見て対策を考える

テスト後に送られてくるはがき、もしくは、インターネット上で自分のスコアが確認できるTOEIC SAUARE(http://square.toeic.or.jp/)には、スコアとともにScore Descriptors(レベル別評価) Abilities Measured(項目別正答率)がのっています。

Score Descriptors(レベル別評価)では、リスニングとリーディング、それぞれのスコアをもとに、長所と弱点が書かれています。スコアごとの長所・弱点の一覧を確認したい方は次のページに一覧が掲載されていますので参考にされて下さい。

参考:Score Descriptors Table(レベル別評価の一覧表)
http://www.toeic.or.jp/toeic/swin/score_descriptor.html

Abilities Measured(項目別正答率)
リスニングセクションで4つの項目、リーディングセッションで5つの項目での正答率が記載されています。

これらが正答率で記載されています。これらの正答率を見て自分がどのポイントが弱いのか把握し、逆によく理解できているところ・得意な点についても把握します。その弱いところを中心に、学習を進めていく必要があります。テキストの選び方やリスニングやリーディングへの学習時間の振り分けをどうするか考える際の指標として利用するとよいでしょう。

リーディングメモ

リーディング能力を高めるための方法としてリーディングメモという方法があります。まず長めの英文を読み、それを日本語で要約するという作業を行います。その日本語を英文に翻訳し書き出したあと、文章を読んだ感想や自分の意見を英語でまとめるというものです。英文を読んで理解するだけで終えるのではなく、それを自分の考えとしてまとめることで文章の理解度が高まります。TOEICスコアが高得点でも、リーディングやスピーキングは苦手で、ネイティブと話せない、文章のやりとりができないとう方もいます。そんなことにならないよう自分の言葉に置き換え、アウトプットする力を養います。

読んでまとめて書くという一連の作業を繰り返し行うことでリーディングスキルを高めるためにご自身にあった文章や記事、書籍などで試されるとよいでしょう。

シャドーイング

リスニングスキルを高めるための学習法のひとつです。シャドーイングとは、英語音声のあとにつづき、声を出して読み上げることです。文章は読まずに耳で聞いたことをまねして読んでいくことがポイントです。文章を理解するのではなく、まねるということです。

実際の英会話では、イントネーションが重要視されます。文法があっていてもイントネーションが違えば、相手に伝わらないことはよくあることです。シャドーイングを行うことで英語のスピードとリズムに慣れることができ、イントネーションもネイティブに近いものにすることができます。英文を目で読み、それを音読するという方法だと、ネイティブから聞くと首をかしげる発音になってしまうことはよくあることです。単語ひとつひとつの発音はただしくても、文章となると単語同士の音のつながりにより発音は異なってきます。目ではなく、耳から英語をインプットすることで、ナチュラルな発音をみにつけることができます。

使用する音声素材はご自身のお気に入りのものを使うとよいですが、どこの国の発音化はチェックする必要があります。TOEIC対策として、リスニングスキルを高めるためには、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどそれぞれの国の映画やドラマ、ニュースなどの素材を使って、各国の発音や表現の違いにも注意すると、リスニングの幅が広がります。

科挙式勉強法

とにかく丸暗記するという方法です。最近の学習方法は、丸暗記というやり方をきらう、もしくはあまりおすすめしていない傾向があります。しかし、最短で英語力をつける方法としてはまず丸暗記することは効率的な学習法のひとつです。
ここでのポイントは、良い素材を選ぶということです。会話から学ぶとすればプレゼンテーションや海外企業に就職するための採用面接時のジョブインタビューなどや、メールで連絡する際の文章、電話で問い合わせをする際の会話など、基本的な内容と文法をまるまる覚えてしまうことで、自分にとってのひな形をつくることができます。音声会話から学ぶ場合は、英文の文章のテキスト(スクリプト)がついている素材を見つけましょう。

おすすめはTOEICの公式ページからリンクのあるTOEIC SQUAREです。このサイトのEnglish Upgrader+というコーナーでは、一般応対、受発注業務、プレゼン・営業、会議・報告、海外出張、職場コミュニケーション、就職などのさまざまなシチュエーションでつかわれる話題がとりあげられており、MP3形式などでダウンロードすることも可能です。
一般対応というテーマの中には、ポッドキャストで同僚に頼みごとをする場合の会話を聞くことができます。
一般対応の中に、メールのテンプレートとして会社移転のお知らせや返事の催促のテンプレートが、また電話のテンプレートとして問合せに回答するものや商品についての問い合わせのテンプレートなどそれぞれのテンプレートが用意されています。
ポッドキャストも大量にあり、音声には英文のスクリプトとともに、日本語訳もついているので学習用として最適です。

TOEIC SQUARE(無料・ただし登録が必要)
http://square.toeic.or.jp/

マンツーマン英会話

TOEICで高得点を狙うには、受け身の勉強だけでは難しいものがあります。座学で学んだり、CDを聞いたり、問題集を解いたりというのはあくまでこちらは学ぶだけ、インプットをする場です。実際に英語で会話することは、話を聞き自分の考えや意見を言う、というアウトプットの場となります。
とはいえ仕事上で外国人と接する機会がない方にとっては外国人と話すことは少ないものです。そこでネイティブと話すことを習慣化するために、おすすめの方法がマンツーマンの英会話レッスンです。ネイティブと接する時間をどれだけ増やすことができるかも大事です。

1、オンラインタイプ

スカイプ英会話「レアジョブ」
http://www.rarejob.com/

スカイプというオンラインの無料テレビ電話を使ったマンツーマンの英会話スクールが最近増えています。講師はフィリピン人が中心ですが、英語に触れる機会を増やすにはもってこいの学習ができます。毎日25分、50分など受けられて月額5千円からの料金なのでコストパフォーマンスはよくなっています。ほとんどのスクールでは初回1、2回無料レッスンでお試しできるのでいくつかのスクールを試してみるのもよいでしょう。1レッスン25分で100円程度のスクールもあるのでお財布にやさしい学習法です。自宅からいつでもレッスンを受けられるので無理せず学習が継続しやすいところもよいポイントです。
レアジョブとは、スカイプ英会話の老舗ともいえるスクールです。これまで多数の新聞やテレビ、雑誌に掲載されているのでレアジョブの名前を見聞きした方もいることでしょう。

毎日25分月額5980円~、フィリピン人講師による英会話レッスンをオンラインで受講できます。2回の無料レッスンを受けることができます。

2、対面のマンツーマンで学ぶ

ハロー先生ドットコム
http://hello-sensei.com/

最近街中のカフェで、英会話レッスンを受けている姿を見たことがある人も多いかもしれません。カフェなどで待ち合わせしてマンツーマンレッスンを受けられることができるサービスが多数あります。1時間2000円程度でネイティブのレッスンを受けることが可能です。多数の国籍、多数の年齢の講師がいるので、英語力の幅を広げるにも役立ちます。
ハロー先生ドットコムは、講師の連絡先を購入し、連絡を取り、授業料は講師と交渉して直接払うタイプのマッチングサイトです。メリットは、中間の会社を通さないので1時間当たりの講師のレッスン料が低価格であること、レッスン場所が喫茶店などで自分の地域に近い場所で受けられること、そして、たくさんの国の講師から選べることです。
国によるイントネーションの違いを実感することもできることでしょう。デメリットとしては、講師レベルがまちまちで指導レベルが低い講師にあたる可能性があること、喫茶店でのレッスンなので自分が習っているところを人に見られたくない方には不向き、都度それぞれの講師と連絡して予約をとらないといけないのでレッスンを受ける前のやりとりに時間がかかることです。メリットデメリットを見て興味があれば一度試してみられるとよいでしょう。

3、英会話スクール

ベルリッツ
http://www.berlitz.co.jp/

英会話の勉強をするにはネイティブ講師と話す機会を増やすことが必要です。身近なのが英会話スクールです。価格もサービスも多種多様ですので、お近くのエリアで探してみるとよいでしょう。まだ一度もいったことがない方はこの機会に一度体験レッスンなどに行くことをお勧めします。
特にグループレッスンに通うと、同じく英会話を勉強する仲間ができるので勉強のはりあいにもなること間違いなしです。業種年齢の違う受講生との交流や情報交換の場としても価値があります。

ベルリッツのマンツーマンレッスンの場合、チケットの購入数にもよりますが1レッスン1万円程度になる場合もあります。講師のレベルはある程度保障されていますが、その他と比べるとコスト的には割高です。集中的に特定の分野を学習したい場合や、週1回のグループレッスンなどで学習のペースを作るのに役立ちます

情報発信する

自分がこれまで勉強している内容や方法をアウトプットすることで、頭の中を整理することも大切です。ひとつの方法としてブログにアップするという方法があります。同じく学習する仲間との出合や情報交換の場としても利用できます。

アメーバブログ
http://ameblo.jp/

アメーバブログの場合、facebook などでの友達になるような機能「読者になる」があり、ブログの持ち主同士の交流が図れるサービスが充実しています。ブログにあまり時間をかけすぎると学習の障害になり本末転倒ですが、自分の学習状況を記録と頭の整理にもなるので息抜きとして使うことも一手です。

ブログなど自ら発信することでモチベーションを保つことにも役立ちます。いつまでに何点取ると宣言して、それに対して自分の考えた学習方法をやることで実際に達成することが可能か、自分の日々の成長を確認することもできます。

さいごに

今回、730~860点向けの方にお話をすすめてきました。このレベルからさらにうえの点数を目指すには、地道な勉強が必要です。改めTOEICの公式テキストや問題中を繰り返しとくこと、そして文法などで理解できない点は基礎にもどって復習することが大切です。

楽しむことに重点をおき勉強を継続させられるよう注意しながら高得点がとれますように。