TOEIC 試験対策 score:220~470

高校1年生の平均点スコアは377点

中学生レベルの英語力があれば 400 点弱取れるといえます。
英語の基本さえ押さえれば 400点以上は取ることは十分可能なわけです。

ちなみに、TOEIC が定める TOEIC スコア 220~470 点のDレベルの評価は、「通常会話で最低限のコミュニケーションができる。 ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手が Non-Native に特別な配慮をしてくれる場合には、意思疎通をはかることができる。」ということになっています。

(『TOEIC プログラム スキルアップ学習アドバイス』
http://square.toeic.or.jp/program/advice/list/s01/#listening

高校1年生のレベルを超える

TOEIC スコアが220点から470点レベルの方を対象に説明を進めていきます。ひとくくりに TOEIC スコアが220から470点といっても、その差は大きくあります。
200点台の方は英語初学者で、これまで英語をまったく勉強したことがないかたか、過去学生時代に勉強したもののすっかり記憶にはなく英語の知識がほとんどない状態の方がほとんどです。テストはマークシート形式で行われるため、内容がわからず勘で答えていても200点台を取ることも可能です。中学生レベルの知識があれば300点は超えてくることがほとんどです。

TOEICの公式ページの情報によると、第182回(2013年7月)の受験者数は、76,698人おり、最高点は 990点、最低点は10点です。平均点は585.4点です。

参考URL)
http://www.toeic.or.jp/toeic/about/data/data_avelist/data_ave01_04.html

585.4点の意味

TOEIC を受けた方の平均点は、585.4点と聞くとみなさんどう感じられるでしょうか。試験を受ける人の多くは英語を勉強している方なので、一般的な社会人レベルからすると高いと感じられるかもしれません。平均は600点弱ですので、ある程度の学習をすると、470点レベルは超えることができるともいえます。470点レベルを超えることには特殊な学習は必要ありません。あくまで基本的な読む・書く・話す・聞くができれば、十分にクリアできる基準です。

244点以下の方は全体の3.4%です。294点以下の方は全体の7.8%です。おおまかに考えるとスコアが300点以下の方は100人中90位以下ということになります。 300点未満の方は初学者といってよいでしょう。以前紹介した0点~220点までの対策をしっかりされることが大事です。 0点~494点の方は全体の41.8%です。494点以下ということは、受験者の下位40%に入っているということであり、495点を超えるレベルになれば、上位60%に入るということになります。

470点を目指す学習方法

470点レベルの市販テキストや、CDの教材、ツールなどはたくさん販売もされており、インターネット上で無料にて入手できるものもたくさんあります。ここでぶれていけないのは、多くの教材に手を出してしまうことは非効率である、ということです。470点未満のスコアの場合、幅広い英語能力を身につけようとするよりも、基本的なことを習得することが大切です。基本的なテキストなどを主体に学習をすすめていきましょう。いろいろな教材に手を出すのは 470点を突破してからで遅くありません。

1、中学3年分の英語を振り返る


『安河内哲也の7日間で
「中学3年間の英語」復習講義
スーパーCD付』(著者:安河内
哲也 出版社:西東社)

最初に必要なのは中学3年分の英語力がついているかどうかということです。
470点以下の方の場合、中学レベルの英文法が一部忘れていたりする可能性があります。復習するためには、中学3年間の英語を1冊で復習できるタイプの書籍が有効です。
著者は東進ハイスクールの元人気講師で、ご存知の方も多いことでしょう。
復習用に利用し、特に理解できていないところや忘れていた点は重点的に学習しましょう。
3年間振り返る内容の書籍をさらに充実して勉強するときには中学教科書ワークから始めるとよいでしょう。

いずれも中学校の教科書に沿った内容で、ワークブックとして書き込みながら勉強することができます。
基本的な英単語から、文法、リスニング対策まで、体系立てて学ぶことができるので、ご自身がどこのポイントが苦手なのか、もし過去中学のときに英語が嫌いになった方であればどこでつまづいたのか、確認されるとよいでしょう。TOEIC スコアの評価で弱点となっていたポイントは特に時間をかける必要があります。基本的な英単語も総復習できるので基礎レベルの英単語・英熟語も身に付きます。
高校生レベルの英文法が現段階で必要かというと必要ありません。中学3年間レベルの英文法を繰り返し学習することを優先するとよいでしょう。

2、TOEIC対策を行う


『TOEICテスト新公式問題集
〈Vol.5〉』(出版社:国際ビジ
ネスコミュニケーション協会)

TOEIC対策としてまず手を付けておく必要があるのが、公式の問題集です。
テストに慣れ、傾向を把握していくためにも必須のテキストです。

TOEICスコアをアップするために必須の本です。TOEICの試験は読み上げられるナレーターは米国、英国、カナダ、オーストラリアの発音がありとそれぞれ発音が異なります。
発音の種類も記載され、問題と解答の解説も充実しています。公式問題集は 1度で終わらず何回転も学習しましょう。わからなかったところを中心に学習をすすめますが、ここでポイントなのは難易度が高い問題はスルーするということです。470点以下のレベルではわからない単語や語句も多数でてきます。全部を覚えようとするよりも難しいからわからないところを完璧に学習するには時間がかかります。現段階では、完璧さよりもまずは試験に慣れること、そして基礎的な問題を確実に理解することをおすすめします。

リスニング対策としては、これ1冊で十分470点以上を目指せます。
TOEIC スコアが350~730点レベルの人を対象にした公式教材です。
CD3枚に豊富な問題が収録されており、各パートそれぞれテーマ別に分類されており学習の理解がすすみやすい構成になっていまイラル学習としてレベル別・繰り返し学習に適した内容です。ちなみにこちらも現在のところ、本試験で放送されるナレーターと同じナレーターの音声でCDに収録されているので、本番と同じ感覚で勉強することも可能です。

TOEIC テスト 公式プラクティス
リスニング編』出版社:国際ビジネス
コミュニケーション協会)

3、繰り返し学習

学習は繰り返しが大事です。間違ったところや理解できていなかったことは何度も繰り返し復習をする必要があります。1冊のテキストも1度で終わらずに、時間をあけてもう1度もう1度とひっぱりだしてきて学習することで、学力の基礎を培うことができます。

TOEIC Bridgeとは

TOEICのスコアが470点未満の方にお勧めの試験が、TOEIC Bridgeです。目標としてTOEIC Bridgeのスコアをおくとよいでしょう。

TOEICテストは、初学者からすれば敷居が高く難しいテストに感じられることも多く、学習しようにもテストのレベルが高くて始めようがないといった意見も数多くあります。またビジネスマンが実際のビジネスシーンで使う英語力を判定する目的もあるため、問題や設問のシチュエーションはビジネス上の場面が多くなっています。
テスト時間はTOEICテストの半分の1時間で問題数も100問とコンパクトに設計されています。
またリスニングセクションの出題スピードはTOEICテストよりもゆっくり話されるため聞き取りやすく、ネイティブスピーカーが注意深く話そうとするときの速さになっています。もちろん、テストは英文のみで日本語による説明や翻訳文はなく、質問や設問の読み上げも英語で行われます。

TOEIC BridgeはTOEICをより簡易にして、ビジネスで利用されるよりもより日常的で身近な設定でより親しみやすくなっており、初級・中級レベルの英語能力を養うための目標としておすすめです。

リスニングセクション(25分間/50問)

  1. 1、写真描写問題 15問

    問題用紙に1枚の写真が掲載されています。4つの短い説明文が1度だけ放送され、その中からどれが、その写真をもっとも適切に描写しているかが問われる問題です。4つの中からえらび解答をマークします。

  2. 2、応答問題 20問

    質問がひとつ、その後3つの答え(選択肢)が流れます。3つのうち質問に対する回答としてもっとも適切なものを選びマークシートに記入する問題です

  3. 3、会話問題 15問

    会話形式の問題です。放送されるのは2人の人の会話や説明文などで、ほかと同じく1度だけ読み上げられます。その会話や説明を聞き、問題用紙に書かれた質問と解答を見てもっとも適切な選択肢を選ぶ問題です。選択肢は4つあり解答をマークシートに記入します。

リーディングセクション(35分間/50問)

  1. 1、文法・語彙問題 30問

    完全になっていない文章を正しく完成させるために、4つの選択肢の中からもっとも適切なものにマークする問題です

  2. 2、読解問題 20問

    文章の分野はさまざまありますが、問題文に文章が記載されています。設問の質問を読み、もっとも適切と思われるものを選択し4つから選びます。文章それぞれに数問の設問があり、それに解答しマークする形式です。

「TOEIC Bridge 公式 ガイド&問題集」でテスト内容を理解するとともに、問題集でテストになれ、その後、「TOEIC Bridge 公式ワークブック」((一財)国際ビジネスコミュニケーション協会発行)の公式ブックを購入し、基礎固めをされるとよいでしょう。


「TOEIC Bridge 公式 ガイド&問題集」

<もくじ>
第1章 リスニング練習
Unit 1: Part I 写真描写問題
[A] 一人の人物写真 [B] 複数の人物写真 [C] 物・情景描写
Unit 2: Part II 応答問題(1)
[A] Yes/No 疑問文 [B] WH 疑問文
Unit 3: Part II 応答問題(2)
[C] 否定疑問文、付加疑問文 [D] 選択疑問文、勧誘、事実など
Unit 4: Part III 会話問題(1)
[A] 会話
Unit 5: Part III 会話問題(2)
[B] トーク
第2章 リーディング練習
Unit 6: Part IV 文法・語彙問題(1)
[A] 文法
Unit 7: Part IV 文法・語彙問題(2)
[B] 語彙
Unit 8: Part V 読解問題(1)
[A] 広告、サービス [B] 告知
Unit 9: Part V 読解問題(2)
[C] 手紙、その他の文書
第3章 実践テスト

さいごに

470点以下の方に大事なのは、たくさんのテキストやツールを購入したり、集めたりしたりすることではありません。いかに学習ツールを絞って勉強するか、ということが大事なポイントです。
書店やインターネットの情報をみているといろいろなツールや教材が気になることだと思います。もっと効率的にスコアアップするにはあの教材がいいんじゃないだろうか、だれだれ先生のメソッドが役立つんじゃないだろうかと迷わず、基礎学力をつけることに徹すること、それ470点突破の最短ルートです。特に英文法については一見回り道にみえるかもしれませんが地道にコツコツ基礎のレベルから実力を高めましょう。

参考:
TOEIC(R)http://www.toeic.or.jp/