TOEIC 試験対策 score:0~220

問題はすべて英語で行われる

TOEIC の試験はすべて英語で行われます。スピーカー越しに教室に流れる問題文ももちろん英語ですし、配られる問題文の文章もすべて英語で記載されています。試験前の受付や試験についての注意事項の説明などは試験官が日本語で行いますが、試験が始まってしまうとすべて英語で受け答えをしないといけないわけです。そこでとまどってしまって苦手意識を持つ方が多いのも事実です。

記入はすべてマークシート形式

TOEIC テストは、マークシート形式で解答します。文章の記入が必要な問題はありません。
ということは、問題文がまったくわからなくて答えようもないとしても、適当にマークシートを記入しておけば、正解する可能性もあるということです。まったくわからずマークシートを縦一列にマークしたという方でも200点以上をとっていると聞いたこともあります。中学生レベルの英語力があれば、そしてちょっとしたテストの傾向と対策を知っていれば220点というレベルは十分に越していけるものですので、安心してください。
逆にいうと220点以下を摂ろうとすることの方が難しいともいえます。

テスト問題の構成

テストは、はじめの45分間100問がリスニングの試験です。後75分間100問はリーディングの試験で合計120分200 問の問題で構成されています。リスニングセクションは、会話やナレーションが教室内に流れ、その内容を聞いて問題に答える形式です。またリーディングセクションは、問題用紙に印刷された問題文を読んで答える形式になっています。

初めて受験する人の中には、前半のリスニングの問題文がなんといっているのかまったく聞き取れなかった、問題の説明があったがちんぷんかんぷんだった、途中からいまどこの問題分について説明されているかわからなくなって、あとはぼぅっとしていた、とにかくなにをいっているのかさっぱりわからず諦めて寝た、などその時点で試験を諦めてしまったという方もいます。

後半のリーディングの試験の問題文もすべて英文で書かれており、日本語の記載や和訳などは一切でてきません。リスニングに時間はなんとか流れてくる問題文を聞いていたという方でも、リーディングのパートに入るとなにが書かれているかさらにわからず適当に解答して諦めた、という方もいます。

このように書いていると TOEIC は難しい試験だと思われるかもしれませんが、それはさいしょのとっかかり、つまり TOEIC とはなにかという基本的な事項を知らずに受験してしまった方が感じられた難しさがあるからにほかなりません。

<テストの出題形式は毎回同じ>
リスニングセクション、リーディングセクションとも、テストの出題方法は毎回決まっています。Part1 ではこんな形式で問題が出る、つづく Part2 ではこんな形式で問題が出る、というのは毎回同じなのです。この毎回出る形式を抑えておくと、Part ごとに英語で説明される問題の説明アナウンスは、いつも同じ内容なので聞き流すこともできます。

リスニングセクションの出題形式

  1. 1、写真描写問題 10問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。問題と解答文は印刷されておらず、放送は1度だけです。説明文は4つ流れます。そのうち1つは問題文に記載されている写真について説明や描写しています。4つの説明文のうちどれが一番写真について適切に描写しているのかを選びマークする問題です。

  2. 2、応答問題 30問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。問題と解答文は印刷されておらず、放送は1度だけです。1つの質問かもしくは文章と、それに対する3つの解答が流れます。読み上げられた設問に対してもっともふさわしい答えを選びマークします

  3. 3、会話問題 30問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。放送は1度だけです。
    この問題は会話形式になっています。2人の人が話している会話を聞いて、問題用紙に印刷された設問(設問は放送されます)と4つの解答を読み、その4つのなかからもっとも適切なものを選び解答用紙にマークしていきます。

  4. 4、説明文問題 30問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。放送は1度だけです。この問題では、アナウンスやナレーション、放送などのミニトークが放送され、それぞれのトークごとに3つの設問が用意されています。ひとつのミニトークを聞いて、問題用紙にある設問(設問は放送されます)に対し4つの答えの中からマークしていきます。ミニトーク10に対しそれぞれ3つの設問があり合計 30 問あります。

リーディングセクションの形式

続いて 75 分間 100 問のリーディングセクションです。リスニングセクションが終わるとリーディングセクションに進むよう放送が流れ、その後は一般的なマークシート形式の試験と同じく、問題用紙にある設問と解答を見ながらマークしていきます。

  1. 5、短文穴埋め問題 40問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。問題と解答文は印刷されておらず、放送は1度だけです。説明文は4つ流れます。そのうち1つは問題文に記載されている写真について説明や描写しています。4つの説明文のうちどれが一番写真について適切に描写しているのかを選びマークする問題です。

  2. 6、長文穴埋め問題 12問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。問題と解答文は印刷されておらず、放送は1度だけです。1つの質問かもしくは文章と、それに対する3つの解答が流れます。読み上げられた設問に対してもっともふさわしい答えを選びマークします

  3. 7、読解問題 48問

    英語で説明文が放送で読み上げられます。放送は1度だけです。
    この問題は会話形式になっています。2人の人が話している会話を聞いて、問題用紙に印刷された設問(設問は放送されます)と4つの解答を読み、その4つのなかからもっとも適切なものを選び解答用紙にマークしていきます。

220点を超えるために必要な知識とは

まだ TOEIC テスト未受験の方は、この対策をするよりもまずテストを受けてみて自分のレベルを判定するところから始めることが大切です。このパートでは220点以下だった方を対象に以下説明していきます。

これまでに TOEIC テストを受験して、220点以下だった方の多くは、まったくテストが理解できずに、ほとんどすべての設問に対しマークシートを適当に塗りつぶしたという方が多いことだと思います。そんな方が220点を超すために必要なのは、すでにさきほど説明したように試験の形式を覚えること、そして、基本的な文法を一から学ぶことと、リスニングに最低限必要な知識をインプットすることです。英語の基礎が確立されていない状態か、もしくは、むかし学校で習った英語を完全に忘れてしまっている状態にあるはずです。中学レベルの英語が理解できていれば300点~400点は取れるといわれています。社会人の方は昔の勉強を少し思い出せば十分に220点を超えることは可能です。

まだ TOEIC テストを受けたことがない方の場合、実際にテストを受けると220点を超えることがよくあります。英文法を勉強するならおすすめのテキストがあります。それは中学1年生向けの英語の教科書に対するワークブックです。ご自身が中学生だった時に学んだテキストを選ぶとなじみが深いかもしれません。
本に解答を書き込んでいくタイプのドリルのような内容です。

一例)ニューホライズン教科書用
『中学教科書ワーク 東京書籍版 ニューホライズン英語 1 年 [単行本]』
出版社: 文 理 ¥ 1,239

ほかのテキストに手を出さずにこの1冊だけ時間をかけてやれ220点も取れることでしょうし、400点、500点とレベルアップするための基礎知識を体系立てて学習することができます。

学習の進め方のポイントは、ちょっとでもわからないところはすべて書き込む、わかるまで解説を読む、ということです。逆に、この部分は完全に理解している、ということであれば飛ばしても問題ありません。リスニングについてもでてきますので、理解度を確認するテストもついているので実力判定にも使えます。

220点を超えるために必要な英文法は三人称、Be 動詞、一般動詞、名詞の複数形、三人称単数・複数・現在形、進行形、進行形の疑問文、can と can を使った疑問文、過去形などの基本です。基本的な三人称や一般動詞などがわかっていれば、リスニングセクション Part1で読まれていることが理解できるようになってきます。

ほかには疑問文です。以下の疑問文が理解できていればリスニングセッションで放送される文章がほとんど聞き取れない方でも、設問の読み上げの頭の部分だけ理解できればある程度見込みをつけて回答することが可能です。

リスニングセクションの Part1~4 では、基本的な英文法を理解しおおまかに単語を知っていれば、220点を超えるために数問正解することは可能です。
リスニングセクションの Part2~4 では、質問が英語で放送されます。

例えば Part2 の例題は、Where is the meeting room?です。
これに対し、選択肢が読み上げられ正しいものを選びます。
読み上げられる選択肢は次の通りです。

解答文を読み上げるこの Where is が聞き取れれば、選択肢から選ぶ解答をかなり絞ることができます。
To meet と場所と関係のないことをだと判別したり、Where is で質問されているところで、Yes か No を問われることもないだろうと消去法で絞ることもできます。
答えは(B)です。

このように基本的なポイントさえ押さえれば 220点を超えるはずです。
TOEIC220点以下の方は、いろいろなテキストに手を出さず、基礎学力を身に着けるところから始めることが、一見遠回りに見えて最短の方法になるでしょう。地道に学習ですが、最初の基礎をつけてこそ次のステップが見えてきます。コツコツと学習をすすめましょう。

Eレベルのガイドライン

TOEIC が定める TOEIC スコア 10~220 点のEレベルの評価(ガイドライン)は、「コミュニケーションができるまでに至っていない。単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解できな。 断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疎通の役には立たない。」となっています。
(『TOEIC プログラム スキルアップ学習アドバイス』
http://square.toeic.or.jp/program/advice/list/s01/#listening

最初にすべきたったひとつのこと

さて今回 TOEIC テストのスコアが 220 点以下、とくにまだ TOEIC テストを受けていな方、またテストは受けたものの 220点以下だった、という方向けにお話を進めてきました。そんな方が必ず最初にしなければいけないことはたったひとつです。

それは、TOEIC テストにいますぐ申し込み、テストを受験するということです。もちろん試験日によってはいま試験の募集がされていないこともありますが、近々行われるテスト日と申込期間を調べてすぐに申し込むことです。

TOEIC テストは定期的に行われています。また TOEIC テストは 0点~990点のスコアがありますが、合格不合格はありません。大学受験のように一度落ちたら失敗ということもありません。あくまで自分の英語力を計るために受けるものです。まずどんなテストに挑もうと思っているのか、練習気分でも構いません。きっとちんぷんかんぷんでわからない、と不安に思ってもまず踏み出す必要があります。
一度テストを受けると、試験会場の雰囲気を知ることもできますし、どのような流れでテストが行われているのかもわかります。次回以降のテストのために、それがなによりのTOEIC テスト対策になります。2 回目以降の方も、なんどでも申し込むことです。
試験日が決まればそれに対して勉強しようという目標が生まれます。TOEIC を苦手という意識のままにせずになんどでもトライすれば着実にスコアアップすることでしょう。

さいごに

TOEIC テストは現在多くの日本の会社などで、英語力判定の基準として使われています。
英語がまったくできない、でも英語力をもっとつけたいという方にとっては、自分の実力がどれくらいついたのかを測るひとつの指標にもなります。

英語を学ぶことで将来どんなことが可能になるのか、その素敵な未来を目指して英語学習を続けてください。
英語学習は継続こそすべてです。毎日5分、10分でも構いませんので毎日英語にふれる機会をもちましょう。
きっと思いのほか早く英語力がアップしたと実感することができるでしょう。