英語で情報発信する。

ビジネス英語が上達しないその理由とは

必要に迫られること

多くの日本人が社会人になってから、英語を勉強しようと意気込み教材を買ったりスクールに通ったり、努力をしています。人によっては、旅行の時に使いたいということもあるでしょうし、仕事上で外国の企業と関わるから、または上司が外国人だったり、将来外資系の企業で働きたいという想いだったりを持たれていることでしょう。楽天やユニクロで社会公用語を英語にするといった動きがあります。

英語を使う場面を作る

ただ多くの日本人がビジネス英語を勉強するものの英語が上達しないその理由は、実際に使う必要性がないからです。楽天やユニクロのように、幹部になるためには英語が使えないといけない、という環境に置かれれば勉強する理由が生まれます。
すでに外国企業と取引のある部署で働いていて英語が使えないと困ってしまう、という方も勉強のニーズが差し迫っています。
しかし、ほとんどの英語学習者が英語を使う必要にあまり迫られていないため、学習の意欲も薄く、実践的でない勉強をしている方も多く見受けられます。野球がうまくなりたいといって、毎日素振りをして、壁にボールを投げて一人で投げて受ける練習をして、それを長年繰り返しても、実際の野球の試合に出てうまくプレーができるかというとそんなことはありません。
ビジネス英語の学習も、練習ばかりしていても実際に試合をする場面がない、という方が大半です。

一生差し迫って使うことのない英語を勉強することは、時間の無駄にもなりかねません。英語を勉強している間にほかの資格試験を受け、ビジネススキルの向上に役立つ勉強をした方が、実際の業務上で役立つ知識を習得できるかもしれないのです。
まずビジネスの場で英語を学習する機会をつくることが、ビジネス英語学習にとって必要なことです。
今回、ビジネス英語を使う場面をつくる方法をご案内します。

海外企業とのビジネスシーンの活用

外国企業に資料請求や問い合わせをしてみる

ご自身の気になる企業へメールで問合せしてみるのも実践的な英語学習方法です。いまやインターネット上で多くの会社を調べることができます。問い合わせのフォームやEメールアドレスに、自分自身が興味を持っている商品やサービスについて、質問をしてみましょう。
著名な経営者にも直接アクセスする方法もあります。その人のTwitter やfacebook の個人アカウントは多くは公開されています。直接メッセージを送ることは可能です(本人がそれを見ているかどうかはわかりませんが)。

SNSからもメッセージは送れる

以前は「六次の隔たり(Six Degrees of Separation)理論」というものがいわれていました。
イェール大学の心理学者スタンレー・ミルグラム教授が実験して実証したことで広がった理論です。これは、約6人の仲介者を経れば世界のだれとでもつながることができることが多いというものです。例えばブラジルに住む○さんを探してほしい、と自分のまわりの人たちに紹介をお願いした場合、その知り合いのまたその知り合いの、知り合いの・・・となって6人目でだいたいどんな人とでも接点を持つことができるというのです。
ただそれは過去の話となりました。あなたが望むのなら、Twitter などを使ってオバマ大統領にも直接いますぐにメッセージを送ることができます(もちろん見ているかどうかは別ですが)。

Facebook やリンクトインは、友達の友達といった関係性を広げていくことに有効なツールです。六次の隔たりをオンライン上で可能にしています。
人でも企業でも簡単にアクセスできる時代です。積極的にインターネットを活用して興味ある人や企業にアクセスしてみましょう。

外資系企業に転職活動をする

外資系企業の求職情報を探し登録して、実際に応募してみること、それも実践的なビジネス英語の習得方法です。
リンクトインで求職活動をする方法をのちほど紹介します。
最初にやるべきことは、英文の履歴書を書いてみることです。自分の現在の仕事、過去の仕事、どんなことをしたのかを英文でまとめて記載します。自分にどのくらいスキルがあってどれだけの実績を残してきたのか、アピールする内容を書き出します。英文用の経歴書のフォーマットを確認したうえで、日本語でまず作成し、英訳してひとつはもっておくとよいでしょう。いざ案件があった場合、すぐに対応できるように準備しておくことです。

輸出入ビジネスを始めてみる

将来、起業して海外企業と提携したり、海外でビジネスをしたりしてみたい、と考えている方にお勧めなのが、輸出入ビジネスを始めてみることです。会社によっては副業規定で禁止されているところもあるでしょうが、生きた英語、生きたビジネス英語を学ぶためのもっとも実践的と言っていい方法です。副業の経験をへて、起業の準備としても役立つことでしょう。
代表的なサイトとして、インターネットでの販売サイト、オークションサイトのeBay があります。
ネットオークションサイトして世界最大の利用者数がいるアメリカのサイトです。

誰でもIDを開設することができ、アメリカなど世界の人向けに販売することができます。また世界から商品を購入することもできます。
まずは試しになにか購入してみて購入から郵送されてくるまでの手続きをみずから知り、その後は自分が商品を出品することもやってみましょう。お客様の立場ではなく、みずからがお店・ビジネスとしての役割を持つことができます。実際にお金を稼ぎながら英語を勉強できる方法です。
商品の目利きやネットオークションの知識だけでなく、輸出入の法律や、見込み客や購入者とのやりとりなど英語で対応する知識も必要になってきます。
Ebay ではトレーニングセンターという初めて出品する人向けのガイドが充実しています。それらを順番にチェックしていけば比較的簡単に出品することができます。

SNSで発信する、転職活動する

Linkedin Facebookを利用する

ソーシャルメディアも数多くあります。Facebook やTwitter ピンタレスとなど。ビジネス上で英語にふれるならまず、Linked in がお勧めです(アメリカ人は「リンクテン」と言う方が多いですが、日本では「リンクトイン」と呼ばれることが多い)。
このSNS の特長は、facebook が自分のプライベートの情報を友達に対して情報発信する身内の文化だとすれば、こちらはビジネスライクな付き合いをするためのSNS だということです。インターネット上の履歴書公開スペースともいえるもので、主に就職活動用に使われています。
企業の求職担当者と、実際に求職している候補者が直接コンタクトをとれることにメリットがあります。アメリカにおいては現在、企業の採用担当者の9割以上が、採用活動にリンクインを利用しているといわれています。

利用者の7割以上が大卒者、4割近くが大学院卒という高学歴な人材が集まっていることも特徴のひとつです。もともと就職活動用にアメリカで広がったリンクトインですが、ここ数年は、個人事業経営者や企業のマーケティング担当がマーケティングする場として使われることが多くなってきました。ビジネスの場面でも、日本ではfacebook やっていますか?は最近の合言葉となりつつありますが、アメリカではリンクトインやっていますか?が頻繁に聞かれます。

ひとつ注意点は、現在企業に勤めている方がリンクトインを開始するとき、プロフィールやその他公開情報の範囲をどこまでにするか、ということです。現在転職活動しています、ということを公表すると万が一会社の人間にみられた場合はあまりよく受け取られないでしょう。
いろいろな人との交流として使っているといった程度の記載にとどめておくのが無難です。